2012年3月30日金曜日

“男女の嫉妬感情の違い・男女の性愛のダブルスタンダード(性的な二重基準)”は何から生まれるか? カウンセリングルーム:Es Discovery/ウェブリブログ


男性が女性の身体(セックス)に対する強い独占欲と嫉妬心を持つ生物学的理由は、女性が自分以外の相手ともセックスをすると『自分の子であるという確信』が持てなくなるという事が上げられますが、これは飽くまで生物学的な嫉妬感情の起源であって、実際には『相手から見捨てられる・自分が恋人や浮気相手からバカにされている・裏切られて孤独になってしまい不安になる』といった心理的理由によって嫉妬や怒りに苦しむことが多いと思います。

しかし、男性のほうがなぜ女性よりもセックスの浮気(他の男性と身体の関係を持つこと)に激しい怒りを覚えやすく、時に攻撃衝動を抑えられずに暴力や殺人にまで発展するのかの根底的な原因は、『男性の生物学的な繁殖戦略(無意識的な自己遺伝子保存や他の男性と� �競争との兼ね合い)』に由来しているとは言えるでしょう。

ここで無意識的な自己遺伝子保存(他の男性との競争)と書いているのは、実際に子どもを作るつもりがないカップルにおいてでさえも、女性の身体的(セックス)な裏切りは男性の激しい怒り・嫉妬を引き起こすという事であり、それは男性の主観的な心理としては『精神的な裏切り(自分を裏切って別の男にいったのが許せない・見捨てられたり軽視されて孤独になった状況がつらい)』との区別が極めて困難という事でもあります。

2012年3月29日木曜日

ペット問題 | Le Vrai Japon. フランス発見


最近とても気になっている問題の中にペット問題があります。フランスに住み始め、たくさんの人がいろんなペットを飼っているのですが、そこでいろんなことを考えさせられました。

とりわけパリではペットとして犬を飼う人が多く、犬に関する諸問題をよく耳にします。

その1
犬の糞問題。これは以前にも別のページ(フランス人は犬がお好き)で紹介したことも あるのですが、町のいたるところで犬の糞やら尿やらが放置状態です。アパートの入り口前、横断報道上、地下鉄内、嫌がらせでしょうかお店のショーウインドウのわずかな枠のスペースに誰かが置いた(?)のか器用な犬がいたのか・・・分かりませんが、マナーの非常に悪い飼い主がいます。こういう人たちは太陽が 昇っている間ではなく、夜遅くまたは早朝に犬の散歩をさせるようですね。

その2
放し飼い問題
。基本的にパリのメトロは本来犬を連れて入れません(小型犬は条件付で認められています)。が、ときに、大型犬を平気で乗せてくる飼い主がいます。通常大きな犬は、安全のため口をふさいでいなければいけないのですが、そういったことも無視して電車に入ってくる飼 い主さんがいます。犬は好きだけれど、ちょっと怖いときがあります。

例えば、次はフランスで起こった事件です。

パリ郊外で17ヶ月の女の子がAmerican Staffordshire terrierという種の犬にかまれ死亡。家族で親戚を訪れていたところこの悲劇が起こってしまった。アパート内に入ろうとしたところ、その犬が女の子に 飛び掛ってきた。母親は飛び掛って来るのは分かったが、子どもを助ける時間がなかったと言う。フランス政府では危険な犬の所有に対する前面禁止をサポート するとしている。 2週間の内に2度も同じ事件が起こってしまった。(参考:Euronews 2010年)